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待機所の暇つぶしは、仕事のうち

現役風俗嬢ミカが、受付型の待機所で過ごす時間と、電話が鳴った瞬間の切り替えについて綴る。

前回は、受付型を選んだ理由の話をした。歩く「間」が好き、という話も書いた。でも正直に言うと、受付型の一日でいちばん長いのは、ラブホまでの徒歩じゃなくて、待機所で座っている時間です。

呼べば来る業態と違って、こっちはまずお客さんに来てもらわないといけない。雨の日なんか、電話が鳴らない空白がそのまま数字に出る。待機所は休憩室に見えて、暇つぶしに見えて、稼働が止まっている時間なんですよね。誰かが指名で出ると、残った子の空気が少しだけ静かになる。それも日常です。

待機所で何をしているか

中身は人それぞれ。仮眠、動画、隣の子と客の話。共用の充電器の奪い合いだけは、どの店でも同じだと思う。私はイヤホン片耳でお笑いのクリップか、試合のハイライト。生中継は途中で指名が入るとストレスなので、録画か切り抜きにする。声を出すと空気が微妙なので、笑っても口だけ(笑)。ラブホから戻って座った直後は、まだ頭が客の話で残っているから、あえて何も見ない日もある。

昼間のデザイン仕事を開きたくなるけど、指名が入った瞬間に画面を閉じるのが面倒で、結局メモ止め。本指名を取りたい日は動画すら見ない。待ち顔が「いま忙しい人」に見えると、受付の空気も変わる気がする。電話が鳴った瞬間、みんな同じ向きに体が起きる。あの切り替えが、暇つぶしの本番です。

待ち時間に何してるか、実は仕事の一部なんですよね。皆さんは、待ち時間に何してますか。


現役風俗嬢ミカ 福岡県出身。上京5年目・都内の風俗店で働く現役風俗嬢。お笑いと格闘技観戦が好き。